会長挨拶

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住宅履歴情報蓄積・活用推進協議会会長の齊藤広子でございます。

例年、あじさいの美しいこの時期に、定時社員総会を開かせていただき、本年も無事に開催の運びとなりましたこと、大変うれしく、そして感謝申し上げます。

会員の皆様には常日頃、本協議会の活動にご尽力・ご協力いただいておりますこと、そして、本日はご多忙中にもかかわらず、総会にご出席いただきましたこと、心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

本協議会は平成22年、2010年5月の設立以来、住宅履歴情報(いえかるて)が、国民の皆さまの豊かな住生活につながるように、活動をしてきているところでございますが、その役割への期待がますます大きくなっております。

この総会をもって、本協議会も9年目に入りますが、9年前に比べ、住宅、住宅を取り巻く環境も大きく異なってきております。昨今、わが国で、空き家が13.5%となり、空き家問題が社会問題となっております。空き家のような既存住宅をしっかりと使っていくには住宅履歴情報、いえかるてはなくてはなりません。そのためにも、新築時から住宅のいえかるてはなくてはならないものになっていきます。

今年の4月からは、宅地建物取引業法の改正に伴い、既存住宅時の取引では、図面などの住宅履歴情報の有無を明記しての取引が始まりました。また、安心R住宅制度もスタートしております。この制度は、一定の基準にあった既存住宅を「安心R住宅」として認定していくものですが、この一定の基準として、住宅履歴情報が有無が示されることになっております。

そのため、当協議会では、こうした取引に対応できるように、お預かりしている情報を迅速にご提供できるように、「一覧表提供制度」を取りまとめるとともに、関係者が使用する帳票のフォーマット等を整備してまいりました。

そして、協議会では、「一覧表提供制度」開始にむけて、対応WGを設置し、各地での宅建業者向け説明会の開催などを、準備をしているところです。

まさに、住宅履歴情報が「蓄積の時代」から「活用の時代」となってまいりました。

いえかるての本格的な普及が求められております。今後もますます、協議会は一つになって、いえかるての普及、そして蓄積と利活用の推進に取り組んでまいりたいと考えております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

2018年6月(定時社員総会、開会挨拶より)

一般社団法人住宅履歴情報蓄積・活用推進協議会会長 齊藤広子
(横浜市立大学国際総合科学部教授)