共通IDについて
共通IDとは
共通IDとは
「住宅履歴情報」を蓄積する際に、1戸の住宅に1個発行される、世界で唯一のID です。ucode※を用いた、32桁16進法の番号であり、住宅履歴情報蓄積・活用推進協議会が窓口となり、会員情報サービス機関に配布し、会員情報サービス機関は住宅事業者を通じて住宅所有者に発行します。
※ucode・・・あらゆる「モノ」や「場所」に世界共通の固有の番号(ID)を割り当てることで,インターネットに接続されたシステムや端末がそれぞれの「モノ」や「場所」を識別できるようにするコードです。
ucode の規格は国際標準規格であるITU-T(国際電気通信連合・電気通信標準部門)勧告 H.642(Multi media information access triggered by tag-based identification)として,2012 年6月に承認されています。
共通ID発行の流れ
共通IDの目的・メリット
- 共通IDを用いて住宅を特定できることから、将来「いえかるて」が散逸することを防ぐことが出来ます。
- また、共通のIDを拠り所として、維持管理・リフォーム、売買等の、「異なるタイミング」・「異なる主体」において作成される情報を、一つの「いえかるて」に蓄積していくことが可能になります。
- さらに、住生活の場面において、「耐久消費財の購入」、「高齢者介護」や「セキュリティ」等の住宅と関連の高い各種のサービスを受けるにあたり、住宅の情報を活用することでサービスの効率や質を向上させることが期待できることから、当協議会では住生活サービス供給主体との情報システム連携の構築を目指しています。このような情報システムを連携させるには、住宅が特定できる共通IDが不可欠となります。
情報集約によって種々の生活支援サービスが可能になる
(新産業のニーズ・シーズが創造される)
共通IDの発行を受けるには
ID配布機関である住宅履歴情報蓄積活用推進協議会への入会が必要です。
(詳しくは、協議会事務局にお問い合わせください。) rireki-info@iekarute.or.jp